諸井誠:年表、作品リスト

1930(昭和5)
12月17日 作曲家 諸井三郎の次男として東京に生まれる。
1947(昭和22)17歳
池内友二郎に作曲を学ぶ。
1949(昭和24)19歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ピアノ組曲第一番「古典組曲」pf
海4章(三好達治詩)Mezzo-sop, pf(平林深汐)
1950(昭和25)20歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
子供の国(泉鏡花、サトウ・ハチロー、白石省五、松原至大詩)歌、pf (9’)1950.12.3(平林深夕、田辺緑)
1951(昭和26)21歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
室内音楽第3番fl, ob, cl, fg, hn, va東京音楽学校作曲科卒業作品
1952(昭和27)22歳
東京音楽学校を卒業。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ピアノ組曲第2番pf1952 (梶原完)第21回毎日音楽コンクール室内楽部門第2位
コンポジション第1番3管orch(20’)1953.11.3(ジャン・マルティノン=N響)エリザベート女王国際コンクール作曲部門第7位、NHK管弦楽募集第1位、第8回文部省芸術祭賞受賞
1953(昭和28)23歳
管弦楽のための「コンポジション第1番」で、日本人として初めてのエリザベート女王国際コンクールの受賞者となる。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
無伴奏フリュートのためのパルティータ[1952〜1953年作曲]fl (15’)1953.5.30 オスロ(アルフ・アンデルセン)
1953年度ISCM世界音楽祭(オスロ)入選
出版:マザーアース
無伴奏オーボエのためのアルバム・ブレッターob放送=NHK
出版:マザーアース
1954(昭和29)24歳
広島エリザベート音楽短期大学非常勤講師に就任。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ピアノのためのαとβpf1955年度ISCM世界音楽祭(バーデン・バーデン)入選
室内音楽第4番stq放送=NHK
1955(昭和30)25歳
春、東京第一生命ホールで作品発表会開催。「音楽芸術」誌に寄稿し、電子音楽を日本に初めて紹介する。
1956(昭和31)26歳
仮設されたNHK電子音楽スタジオにおいて、黛敏郎と電子音楽「7つのヴァリエーション」を共作する。また、同氏と「アルス・ノヴァ」を結成し、前衛的作品の発表活動を開始する。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ピアノ曲1956pf
7つのヴァリエーション(黛敏郎との共作)電子音楽(15’)NHK電子音楽スタジオ
1957(昭和32)27歳
黛敏郎と現代音楽祭を企画。柴田南雄、黛敏郎、入野義朗、森正、岩渕龍太郎、吉田秀和の各氏と20世紀音楽研究所を設立。同研究所主催により、軽井沢で第一回現代音楽祭を開催。1962年まで毎年開催。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
組曲「希薄な展開」(北園克衛詩)Sop, 6楽器(エルネスト・ブール=古沢淑子)ISCM世界音楽祭(ストラスブール)入選
ある種のバガデル(北園克衛詩)歌、pf (3’)1957(古沢淑子)
1958(昭和33)28歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
コンポジション第2番3管orch(20’)1958.12.9(斎藤秀雄=東響) 東響委嘱
コンポジション第3番(田村隆一詩)2管orch、男声合唱、朗読、シュプレヒコー (23’)放送=NHK 1958.11.23(岩城宏之=ラジオ・オーケストラ) NHK委嘱
チェロとピアノのためのオルドゥルvc, pf1958 .8、軽井沢 20世紀音楽研究所第2回現代音楽祭
変身朗読、電子音日本文化放送スタジオ
1959(昭和34)29歳
大阪学芸大学(現大阪教育大学)特設音楽科非常勤講師を兼任
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
交響的タンゴ19591管orch(5’)1959.1.6(北村惟章=東京シンフォニック・タンゴ・オーケストラ) 北村委嘱
ピュタゴラスの星(石原達二詩)音楽詩劇放送=NHK、 NHK委嘱
室内カンタータ第1番「三眼の夜」(石原達二詩)合唱、室内楽(7’)放送=NHK 1959. 4.26 ステージ1960 ダルムシュタット
室内カンタータ第2番「青い円筒」(北園克衛詩)合唱、室内楽
1960(昭和35)30歳
東京芸術大学音楽学部非常勤講師を兼任。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
コンポジション第4番「母音」(アルトゥール・ランボー詩)4管orch 、オンド・マルトノ、朗読、Sop、合唱(23’)放送=NHK 1960.11.30(岩城宏之=N響、水島弘、藤原歌劇合唱団)
赤い繭(安部公房作・演出)音楽詩劇放送=NHK、NHK電子音楽スタジオ製作、委嘱
もず(古倫不子詩、初山滋絵の絵本のために作曲)
わたりどり(古倫不子詩、初山滋絵の絵本のために作曲)
1961(昭和36)31歳
広島エリザベート音楽短期大学を退職。お茶の水大学非常勤講師を兼任。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
コンポジション第5番「シェーンベルク頌」室内orch(7’)1961.8.26 大阪(小澤征爾=現代音楽祭管弦楽団)20世紀音楽研究所現代音楽祭)
長い長い路に沿って(ヴォルヒェト詩)音楽詩劇(40’)放送=NHK、NHK電子音楽スタジオ製作委嘱
1962(昭和37)32歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ヴァイオリンとオーケストラのための協奏組曲vn、1管orch(18')1963.9.7 京都(江藤俊哉、森正=京響)20世紀音楽研究所現代音楽祭)
出版:マザーアース
5つのエピグラムfl, cl, vib, cel, hp, vn, vc(6')1964(若杉弘他)東京現代音楽祭 大阪朝日放送委嘱
ヴァリエテ電子音楽放送=NHK、NHK電子音楽スタジオ製作
くさびら電子音楽放送=NHK、 NHK委嘱
山姥(伊藤海彦台本)オペラ・バレエNHK委嘱
1964(昭和39)34歳
大阪の竹保流家父子と接触、尺八古典本曲を知る。酒井竹道(二代目酒井竹保)のために、「竹籟五章」を」作曲。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
トッカータ、サラバンド、タランテラ弦楽orch(2群)、pf (15’)1964.4.30 (前島慶子、久山恵子=桐朋学園orch)桐朋学園orch委嘱
バレエのための交響曲的素描「カインの幻影」3管orch(23’)1966.1.28(渡辺暁雄=日フィル) 日フィル委嘱シリーズ第15作
尺八現代本曲「竹籟五章」尺八(12’)放送=NHK 1964.9.27(酒井竹保) 京都明暗寺本曲献奏大会、67年音楽クリティック・クラブ賞金賞
出版:マザーアース
き(樹)(谷川俊太郎詩、堀文子絵の絵本のために作曲)Mezzo-sop, pf (9')
1965(昭和40)35歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
対話五題2尺八(14’)放送=NHK(酒井竹保、横山勝也) NHK委嘱 ステージ 1967、日独現代音楽祭(酒井竹保、酒井松道)
御者パエトーン音楽詩劇放送=NHK NHK委嘱 第17回イタリア賞
1966(昭和41)36歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ピアノ協奏曲第1番pf、3管orch (23')放送=NHK 1966.11.27(小林仁、森正=N響)ステージ 1969.10.29(木村かをり、岩城宏之=N響) NHK委嘱、芸術祭奨励賞
出版:マザーアース
ソナチネのエスキスpf1967.3.18 桐朋学園音楽教室委嘱
出版:マザーアース
打楽器、ピアノとベースのためのトリオ・ソナチネperc, pf, cb山口保宣委嘱
1967(昭和42)37歳
4月、ヤマハ音楽振興会顧問に就任。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ピアノのための「以呂波譬喩八題」pf1967.2.10 日独音楽祭
1968(昭和43)38歳
大阪芸術大学教授に就任。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
小懺悔電子音楽(60')放送=NHK 1968.3.22 NHKスタジオ製作、委嘱 ステージ1969,2,22 第3回日独現代音楽祭
交響曲3管orch(35')放送=NHK・FM 1968.11.7(森正=N響) ステージ1971 リオ・デ・ジャネイロ
1969(昭和44)39歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
管弦箏五段容之調尺八、2箏(3絃持替)、17絃、箏(22')1969.7.5(邦楽4人の会) 邦楽4人の会委嘱
1970(昭和45)40歳
「ピアノ協奏曲第1番が、ベルリン・フィルの定期演奏会でヨーロッパ初演(園田高弘、ラインハルト・ペータース指揮)。この機会に外遊。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
レ・ファルスvn黒沼ユリ子委嘱、初演
わが出雲(入沢康夫作)音楽詩劇放送=NHK 1970.10.29(中村義春、森正=N響)NHK電子音楽スタジオ製作、委嘱
1971(昭和46)41歳
大阪芸術大学音楽科長に就任。9月、園田高弘との往復書簡「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ」を音楽之友社より出版。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
協奏三章[1970〜1971年作曲]尺八、小鼓、大鼓、弦楽合奏、テープ(26')放送=NHK 1971.2.20 ステージ 1972.6.25 (酒井竹保、藤舎呂悦、秋山和慶=東京ゾリステン)
1972(昭和47)42歳
12月、「ロベルトの日曜日」を音楽之友社より出版。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
コントラディクション 尺八、箏1972.2(邦楽4人の会) 日独音楽祭、邦楽4人の会委嘱
コントラディクション 尺八、3絃、2箏邦楽4人の会委嘱、初演
S.M.のためのシンフォニア・伸30絃箏×2、13絃箏×3、バンスリ、perc、テープ1972.11.1(宮下伸)宮下伸三十弦箏リサイタル、委嘱
1973(昭和48)43歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
三重奏曲「有為転変」鼓、17絃箏(13絃箏持替)、尺八、テープ
第1協奏交響曲「偶対」orch、2尺八、笙、小鼓、締太鼓、大鼓、梵鏡(40')1973.12.8 京都(山田一雄=京響、酒井竹保、酒井松道、藤舎呂悦、中村寿慶、田淵徳太郎)京響定期、京都市文化事業基金委嘱
1974(昭和49)44歳
9月、「ぼくのBBB」を音楽之友社より出版。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
第2協奏交響曲「交感(コリスポンデンツァ)」pf、締太鼓、3管orch(3群) (35')放送=NHK 1974.10.26(園田高弘、藤舎呂悦、森正=N響)
1975(昭和50)45歳
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ソナチネの花束[1974〜1975年作曲]pf全音楽譜出版社委嘱
出版(現在):マザーアース
セクシー・バスーンfg,stq,perc、テープ(30')1975.5.13 浅野寿公委嘱、初演
邂 后テープ作品(笛、鼓、cb,perc、神楽囃子)放送=NHK 1975.11.2(藤田大五郎、若山胤雄、藤舎推峰、中川良雄、藤舎呂悦、山口保宣、金春惣右衛門、田中雅彦)NHK委嘱
竹籟協奏曲17絃箏、尺八(13')1975.11.19(沢井忠夫、山本邦山)「沢井忠夫、箏の為の劇場空間」、委嘱
出版:マザーアース
1976(昭和51)46歳
大阪芸術大学芸術計画科長(学長兼任)補佐を兼任。12月、「続・ロベルトの日曜日」を音楽之友社より出版。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
S.M.のためのシンフォニア・伸 第2版4箏宮下伸
有為転変/2perc,fg(マイケル・ランタ、山口保宣、浅野寿公)
花札伝綺(寺山修司作詩)[1972〜1976年作曲]シアター・ピース1976.11.3(山田一雄、日唱、天井桟敷)1973年に部分初演
1977(昭和52)47歳
大阪芸術大学を退職。執筆活動に専念。以後評論活動に仕事の重点を移す。8月、「これがクラシックだ 音楽入門決定版」えお音楽之友社より出版。12月、「ピアノ名曲名盤100」を音楽之友社より出版。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
J.S.バッハの名による幻想曲とフーガorgレコード 1978.1.13(酒井多賀志)CBSソニー委嘱 ステージ 1978.5.21(酒井多賀志)
出版:マザーアース
1979(昭和54)49歳
6月、交響曲名曲名盤100」を音楽之友社より出版。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
ラメンタ'79 中島健蔵氏の追憶に尺八、pf,弦楽合奏放送=NHK(山本邦山、東京ゾリステン)NHK委嘱
出版:マザーアース
1980(昭和55)50歳
5月から読売新聞レコード選評を担当。1983年12月まで継続。
1981(昭和56)51歳
4月から、NHK・FM「FMクラシックアワー/クラシック・リクエスト」解説担当。1985年3月まで継続。7月、「音楽の見える時 諸井誠音楽論集」を音楽之友社より出版。
1982(昭和57)52歳
4月、「音楽の聴きどころ〈交響曲〉」を音楽之友社より出版。5月、「名曲の条件」を中央公論社より出版。
1983(昭和58)53歳
尚美音楽短大教授に就任。日本音楽教育文化振興会評議員に就任。《FM fan》誌でクラシック・レコード評を担当。11月、篠田一士との往復書簡「世紀末芸術と音楽」を音楽之友社より出版。
1984(昭和59)54歳
1月より、1年間読売新聞の読書委員として書評を担当。《レコード芸術》誌、月評欄で交響曲部門を1月号から担当。財団法人・日本音楽教育文化振興会に「日本音楽文化会議」を設立し、運営理事に就任。プレ・イヴェント(バリオ・ホール柿落し記念)「ミュージック・イン・プログレス」を開催。「竹瀬協奏/有為転変」をトータル・シアターの形で上演。2月、園田高弘との往復書簡「ロマン派のピアノ曲」を音楽之友社より刊行。5月、「わたしのラヴェル」を音楽之友社より出版。6月アラビック・ミュージックコミュニティセンター館長に就任。
1985(昭和60)55歳
1月から読売新聞のレコード選評に復帰。1987年12月まで継続。尚美音楽短期大学音楽学科長に就任。「日本音楽文化会議」イヴェント氈w〈東西の地平〉音楽祭 新ロマン主義その彼方へ』を赤松憲樹、船山隆等と開催。2つのシンポジウムの司会を担当。「京都賞」精神科学・表現芸術部門審査会。京都信用金庫理事長を主宰とする京都音楽フォーラム・メンバーとなり、京都音楽賞を設立。8月、「諸井誠のクラシック視聴室」を音楽之友社より出版。10月、「日本アルバン・ベルク協会」を赤松憲樹、若杉弘、佐野光司等と設立。会長に就任。11月、「現代音楽は怖くない マーラーからメシアンまで」を講談社より、「音楽の創造と再生 レコード音楽文化論」を音楽之友社より出版。12月号から、《音楽芸術》誌に『アルバン・ベルク試論』を隔月連載。現在継続中。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
祝典序曲
「京都賞」受賞式。
1986(昭和61)56歳
1月より日本経済新聞の音楽会評を担当。「京都賞」精神科学表現芸術部門審査委員。4月、園田高弘との対談「個性喪失の時代」が、対談集「見える音楽 見えない批評」に収録され、草思社より刊行。9月、「コンサートの楽しみ方」をTBSブリタニカより出版。12月、「音楽の現代史」を岩波書店より出版。
1987(昭和62)57歳
サントリーホール顧問、サントリー音楽財団評議員に就任。12月より読売新聞のビデオ選評を担当。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
コントラディクション第3番雲のある風景笙、ob,fg,perc,enghn1987.2.21 ニューヨーク(宮田まゆみ、キロンスキー、ラスコースキー、グロスマン、チャップマン)ミュージック・フロム・ジャパン委嘱
1988(昭和53)58歳
4月から、TBSラジオ「小朝の百万人の音楽」の監修を担当。6月、第3回『〈東西の地平〉音楽祭 ガムランの宇宙』を開催、芸術監督を担当。インドネシア、アメリカ合衆国から多数のアーティスト、学者等を招聘し、東京、大阪で開催。7月、ミュンヘンでリヒャトル・シュトラウスのオペラ15曲を観、《音楽芸術》誌に報告と批評を執筆。9月、「オペラの時間」を中央公論社より出版。10〜11月、ドレスデンとアムステルダムを訪問。シュターツ・カペレ・ドレスデン(若杉弘指揮)、ボストン交響楽団(小澤征爾指揮)を取材し、読売新聞誌上で報告。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
暁星讃歌 暁の星(串田孫一詩)
1988.11.1 暁星学園委嘱、同学園創立百年祭
1989(平成1) 59歳
1月18日、「都響日本の作曲家シリーズ6 諸井誠作品集」と題し、都響第284回定期演奏会開催。飛騨古川音楽大賞創設記念賞受賞。8月、「名随筆選 音楽の森 4 レコードと私」(音楽之友社)を編集。
1990(平成2) 60歳
1月、東芝EMIのLD『ニーベリングの指輪』のライナーノート執筆のためミュンヘン、ミラノ、ウィーンに視察旅行。舌癌発病のため、入院加療。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
源氏物語抄「源氏四季の風」より(岸田理生詩)混声合唱、pf1990.10.27(山田一雄=日本合唱協会)山田一雄楽壇生活50周年記念日本合唱協会第71回定期演奏会
1991(平成3) 61歳
1月13日、サントリーホールにて「諸井誠還暦コンサート」開催。2月4日、1993年開館予定の埼玉県民劇場館長に決定。3月、尚美音楽短期大学、アラビック・コミュニテセンター館長を辞任予定。4月、明治学院大学で非常勤講師に就任、現代音楽関連の講座を担当予定。
作曲作品ジャンル・編成(演奏時間)初演年・月・日(演奏者)その他
現代本曲「竹本奇譚抄」斐陀伊呂波(全七章)尺八、鳴子1991.3.1(三橋貴風)第12回飛騨古川国際音楽祭
出版:マザーアース